■カウンターのお化粧直し
今日はちょっとした簡単リフォーム。
大工さんお手製洗面台のお化粧直し。
集成材のカウンターにウレタン塗装しボウルが取付てありました。
ウレタン塗装は膜が強いのですが、水まわりという事と年数の関係上、やはり塗装が傷んで見た目が気になり始めた様です。
カウンターまわりのクロスも剥がれてきてました。
はい。それでは手術についてご説明いたします。
まずボウルを外し、カウンター表面をペーパーにてならします。
そこへメラミンを貼ります。
そのあとボウルを取付。・・・完了。 はやっ!
・・・て思うでしょ? メラミンて硬いし、水にも強いしイイコトだらけ!
でも、加工する側になると結構メンドイ(汗)
ペターって貼るだけなら簡単なんですが、現地加工になると簡単に削れないしヘタすると割れちゃう。(-_-;)
そこで現調時に正確な寸法をだして、加工場でほとんどの加工を終わらせました。(イケメン職人大村がですが)
変型で木口もキツイ角度があり、メラミンが貼れないので樹脂製のエッジを貼り付け。
水はねでクロスも痛むので、この際メラミンを貼って、ある程度の高さまでを保護しました。
ど~です? 感じ良く仕上がりました♪
簡単に施工してる様にみえてホントはメンドイ事を少し判ってもらえたら嬉しいんですが(笑)
いや、難しい仕事を簡単そうに施工するのがThe職人ですよね(汗)
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■勝手口ドア 修繕工事
もうひとつご紹介。
勝手口ドアなどで、”フラッシュタイプ”をご存じでしょうか?
フラッシュタイプとは、木製建具のフラッシュドアと同じで木製の下地に
化粧板(建材やアルミ板など)を両面から貼り付けてあるドアです。
デザイン性に優れていて、ある程度好きなデザインにできます。
木製ドアも”框タイプ”と”フラッシュタイプ”に分かれますが、デザイン重視なら”フラッシュタイプ”ですね。
ガラリを入れたり、窓をくりぬいたりetc...。
アルミドア(フラッシュタイプ)は、表面材とエッジ部はアルミですが中は木製になってますし、雨にあたれば剥がれの恐れもあります。
この親子ドアもフラッシュタイプで、長年の雨風で中のアンコがヤられちゃてました。 アンコ部が腐り、エッジを留めているビスも効かなくなり大変な事になってました。(ドアも閉まらないし)
そこで、デザインは有触れたモノになりますがアルミ框タイプをおススメしました。 硝子とアルミパネルのシンプルなモノですが、腐食に関しては結構長持ちしますからね。
そして交換。
その際、ドアクローザーも取り替えしました。(自動でドアが閉まってくれるアレです。)
ドアクローザーについて、バックチェック付をご存じですか?
通常、クローザーは閉じ側のみ効果があります。 強い風が吹いてても、油圧にて静かにドアを閉めてくれます。
んが! 開き側には大して効果がありません。 強い風だと思いっきり開いて硝子が割れたり丁番を痛めたりします。(時にはドア本体も)
バックチェック付は、開き側にも効果を発揮します。
つまり、開閉どちらも油圧が効いてドアの破損を防いでくれる機構です♪
バーーーーンって開くコトがなくなるわけです!
実際、納期がちょこっと遅れたので通常のクローザー価格でバックチェック付をサービスさせて頂きました<m(__)m>
玄関のドアクローザーが交換時期にきた方、または今までに風でドアが開いて硝子を割った経験がある方、ご検討下さいませ!
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