●温森(ぬくもり)

おはよーございます!

研修等でバタバタした先週でしたがナンとか終え、今週の施工物件に備えます。

とりあえず、日曜日にイイ天気っつ~のは最高ですね。


今日は坂東建築設計室さんの物件をご紹介。

坂東さんは弟の友人で、かつ朝日中柔道部(私も柔道部)というコトで可愛がっていただいております。

今までも何件もの物件を依頼頂きまして、感謝していると共に

”物件に対するこだわり”がものすごく強いのに驚きました。

正直、イメージや仕上がりが坂東さんの設計と違うと、坂東さんが自腹きってでも

手直しが入ります! お客様にとって心強い(安心)ですよね

以前、ご紹介した水下様邸の時も「水下さん、よかったね」と心から想いましたね。


そんな坂東さんの物件の一つが「グループホーム温森」です。


温森さんの物件では、玄関戸と

ホール入口・2Fの吹き抜け部の

引違い戸をご依頼いただきました。


無垢材(杉材)を使い温もりを演出。

硝子は遮熱を考慮し、フロスト硝子

のLow-E仕様にしました。


フロアをフラットにする為に、吊戸としましたが、吊戸の欠点となる隙間はエアタイトでクリア。

金物も重量用を使用し、動作も問題なくスムーズ♪

もちろんソフトクローズ仕様です。


なるべく外気を遮断する為に、枠に

戸じゃくりを設け、建具本体の木口にもクッション材を施工してあります。


ここにも坂東さんのこだわりが。

引手を制作してくださいとのコトで、大村選手が

制作したバーハンドルを取付。


金物を使用すれば簡単なんですが、温もりを演出する為にバーハンドルも”木”で。


”制作”となれば、長さ・太さ・使いやすさをオーダーできるので、お客様が一番使用しやすいモノができますよね。 価格は金物に比べて多少割高になるコトもありますが、永い年月使用するコトを考慮すると、

そんなにも割高感はないかもしれませんね。


温森さんの物件は、ほとんどが大村選手の手がかかっていますが、この床材加工は

私がお話をきいていたので(かつ、加工遅れ)私が加工しました。


床を暖かくするシステムで、その通気口です。 900~2000mmの床材に等間隔で

穴加工を施し、裏にはステンレスネットを貼り付けてあります。

これがまた、結構大変な加工でして・・・型を制作したんですが、それでも数の多さに

ホントに泣(なき)がはいりました(笑) 肩が悲鳴あげてましたよ~。

でも、仕上がりをみてその苦労が報われました♪ けっこうイイ感じ?


上の画像は2Fの吹き抜け部の吊戸。

これは≒12尺間に2枚建ての建具。1枚が≒6尺です! でかい!

これは軽量・安全を考慮し樹脂ガラスをチョイスしました。


既製品の建具もありますが、要所に無垢を使用し全体的に”温かみ”を演出しています


坂東さんからの”ダメだし”が怖いですが、今後も”イイお手伝い”ができるように

頑張ります!